DÉPAREILLÉ
2021.09 / Delivered
BIGI Co.,Ltd. / Client
Shinjuku, Tokyo, Japan / Location
76.43sqm
Jun Yasui / Photographer
ビギから新しいウィメンズブランド「デパリエ( DÉPAREILLÉ )」が立ち上がりました。1960年代のパリに満ちていた時代の変化のムードを現代に落としこむというコンセプト。その雰囲気を伝えるため、自然素材を使った強度のあるデザインにしています。
全体のゾーニングには曲線を多用し「探す」ことを楽しめる空間に。フィッティングルームやバックヤードは気にならない配置にし、自分の好みの服を探して奥に進むと、ずらっと並んだ服が目に入ってくる、そんな仕掛けのあるゾーニングにしています。曲線のレイアウトによりエリアを3つに分け、それぞれに特徴を持たせました。床には硝煙炭が入ったモルタルの中に伊達冠石を大きく配しています。玉石で取れる伊達冠石はカットすると楕円形になり、そのまま配置して有機的な雰囲気に。採掘場で見た時から印象に残っていた、刃の跡が残る切断面。グレーの色味がブランドのイメージに合うと思い、割れた瞬間初めて空気に触れた面そのままをあえて仕上げとして採用しています。
ハンガーラックは鉄の素地である黒皮鉄のFBを組んで制作するなど、素材の「素」のままを多く用いて、空間に有機的でピュアな印象を与えています。
全体のゾーニングには曲線を多用し「探す」ことを楽しめる空間に。フィッティングルームやバックヤードは気にならない配置にし、自分の好みの服を探して奥に進むと、ずらっと並んだ服が目に入ってくる、そんな仕掛けのあるゾーニングにしています。曲線のレイアウトによりエリアを3つに分け、それぞれに特徴を持たせました。床には硝煙炭が入ったモルタルの中に伊達冠石を大きく配しています。玉石で取れる伊達冠石はカットすると楕円形になり、そのまま配置して有機的な雰囲気に。採掘場で見た時から印象に残っていた、刃の跡が残る切断面。グレーの色味がブランドのイメージに合うと思い、割れた瞬間初めて空気に触れた面そのままをあえて仕上げとして採用しています。
ハンガーラックは鉄の素地である黒皮鉄のFBを組んで制作するなど、素材の「素」のままを多く用いて、空間に有機的でピュアな印象を与えています。