SKIN CARE LOUNGE BY ORBIS
2020.07 / Delivered
ORBIS Inc./ Client
Minamiaoyama,Tokyo,Japan / Location
Takram / Project Lead & Creative Direction
Takram / Art Direction & Design
George Creative Company / Cafe & VMD
320sqm
Takashi Kawashima / Photographer
スキンケアブランドORBISのリブランディングから始まったプロジェクト。1、2層からなるORBIS初の体験特化型の旗艦店です。弊社はコンセプトメイキングから参加し、設計、店舗オープンまで数年間一貫して関わってきました。
青山の人通りの多い角にジュースバーを置き、1階はオープンな場所に、2階はアプリ会員専用のプライベートな場所にと、設計を1、2階の特性で分けています。また、オルビスのコンセプトである“ここちを美しく”を空間化した設計となっています。
1階には自分の肌を知る場所として中央に体験型メインカウンター、ハンドウォッシュカウンター、オリジナル商品を展開するクリエイトカウンターを設置。手摺りの擦りガラスで出来た光柱を5本立て、抜け感が強い空間に奥行きを感じる設計にしています。正面突き当たりには商品が一列だけ見える商品棚を設置し、入った時に商品群を全面に見せない事で、体験を全面に感じながらも”売る”という機能をさりげなく見せています。
床の素材には手で割った形が異なるタイルを使い空間を柔らかく感じさせています。タイルは生産する時に色ムラなどでハネられる量が多いため、今回は全ての色を使い切るという目標で提案をしています。表現としては有機的で、クオリティとしては安定しているタイルを1階の全面に敷いています。
タイルや塗装、時間によって光が変化する光柱、植栽、上部LEDの映像と、心地よい空間を作るために動きのある設計を心掛けました。また、デジタルの表現になりがちな情報を空間の中に入れるのに、モニターをできるだけ排除して、プロジェクターで布やブラインドなどに投影する工夫をしています。
2階はサロン、半個室のパウダールーム、ワークショップスペースを設けています。サロンは天井高を抑え、ゲストを包みこむような、落ち着きのある空間を作っています。サロン専用のパウダーコーナーとウェイティングシートも設けています。半個室のパウダールームはリング状の照明のオンオフによって利用の確認が出来ます。またパウダールームは空間を広く使いたい時には全部撤去出来るような仕様にしています。
植栽については外構の設計時から入らせてもらった関係で、内外をつなげるようなご提案ができ、1階には外からつながり、ソファに落ちる葉の陰が美しい植栽を、2階には空間の中にダイナミックに浮遊する植栽を設計の中に入れることが出来ました。
青山の人通りの多い角にジュースバーを置き、1階はオープンな場所に、2階はアプリ会員専用のプライベートな場所にと、設計を1、2階の特性で分けています。また、オルビスのコンセプトである“ここちを美しく”を空間化した設計となっています。
1階には自分の肌を知る場所として中央に体験型メインカウンター、ハンドウォッシュカウンター、オリジナル商品を展開するクリエイトカウンターを設置。手摺りの擦りガラスで出来た光柱を5本立て、抜け感が強い空間に奥行きを感じる設計にしています。正面突き当たりには商品が一列だけ見える商品棚を設置し、入った時に商品群を全面に見せない事で、体験を全面に感じながらも”売る”という機能をさりげなく見せています。
床の素材には手で割った形が異なるタイルを使い空間を柔らかく感じさせています。タイルは生産する時に色ムラなどでハネられる量が多いため、今回は全ての色を使い切るという目標で提案をしています。表現としては有機的で、クオリティとしては安定しているタイルを1階の全面に敷いています。
タイルや塗装、時間によって光が変化する光柱、植栽、上部LEDの映像と、心地よい空間を作るために動きのある設計を心掛けました。また、デジタルの表現になりがちな情報を空間の中に入れるのに、モニターをできるだけ排除して、プロジェクターで布やブラインドなどに投影する工夫をしています。
2階はサロン、半個室のパウダールーム、ワークショップスペースを設けています。サロンは天井高を抑え、ゲストを包みこむような、落ち着きのある空間を作っています。サロン専用のパウダーコーナーとウェイティングシートも設けています。半個室のパウダールームはリング状の照明のオンオフによって利用の確認が出来ます。またパウダールームは空間を広く使いたい時には全部撤去出来るような仕様にしています。
植栽については外構の設計時から入らせてもらった関係で、内外をつなげるようなご提案ができ、1階には外からつながり、ソファに落ちる葉の陰が美しい植栽を、2階には空間の中にダイナミックに浮遊する植栽を設計の中に入れることが出来ました。